007 カジノロワイヤル
007 カジノロワイヤルジョン・ヒューストン
おすすめ度 ★★★★☆
いわゆる007シリーズとは製作プロダクションを異にして、スパイ映画のパロディとして作られたコメディ作品。ただし原作はイアン・フレミングの007シリーズ第1作であり、その意味ではこれも立派な007映画ではある。
引退した往年のスパイ、ジェームス・ボンド卿(デヴィッド・ニヴン)のもとへ、英米仏ソの情報機関幹部が集まってきた。各国の諜報員たちが国際陰謀団スメルシュの手でつぎつぎと消されているというのだ。一同は、複数の007を使って組織への潜入を図るが…。監督はジョン・ヒューストンら5人、キャストもピーター・セラーズ、ウディ・アレン、オーソン・ウェルズ、ウィリアム・ホールデンなどなど、とにかく豪華。
さらにはバート・バカラックの音楽や美術、衣装などのキッチュな冴えなど、1960年代の流行を反映させた楽しい映画に仕上がっている。(的田也寸志)
★☆☆☆☆ 2005-08-11 TV版も入れられたはずなのに
他のレビューアーの方が丁寧に指摘されているように『内容紹介にある「1954年にTV放映された」のはこれと全く別物』なのですが、その1954年のTV版が実はUS版DVDには特典としてノーカットで収録されています。(しかもこれが結構面白い。バリー・ネルソンのボンドはこのパロディ映画に出てくるどのボンドよりも笑えますが、ピーター・ローレのル・シッフルはとても存在感があり、ちゃんとした映画だったらゲルト・フレーベのゴールドフィンガー並みの名悪役になったと思います。)
さらに、5人の監督の中でも実質的に中心的な存在だったヴァル・ゲストの新録インタビュー(20分)も収録されています。(カバーにはメイキングと書かれているが単なるインタビュー。)
これらの特典が日本版には全くないではありませんか。
というわけで私はUS版を買いました。他の特典がなくとも傑作だった日本語吹替さえ収録されていれば日本版を買ったのに。(US版の購入後であっても)。
後から出た廉価版ならこの内容でも仕方ないかなとも思うのですが。
MGMジャパンのDVDは手抜きが多いです。
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